石炭火力発電プロセスシミュレータ
石炭火力発電プロセスシミュレータ
国内微粉炭火力発電所との共同研究
C-Quensのシミュレーション手法
韓国K-Coal社と釜山大学でC-Quensを紹介
近年の微粉炭火力発電プラントでは,より一層のコストダウンを求められる一方で環境保全にも最大限の努力をしなければならない状況にあり,火力プラントを常に効率良くかつクリーンに運用することが重要な課題のひとつである.
炭質が発電プラントに影響を及ぼす項目は多岐にわたり,ハンドリング性・粉砕性・燃焼性・NOx/SOx・PM・微量元素・スラッギング・ファウリング等様々な要素があります.これらの特性を事前に予測できれば,炭質に起因するトラブルを事前に回避することができ,安定運転につながる.さらには,炭種の選定や炭種拡大,混炭設計(適切な混炭組合せや混炭率の決定)が可能となる.
神原研究室では、20年以上にわたり微粉炭火力発電プラントに及ぼす炭質の影響について詳細な研究を行ない,信頼性ある「微粉炭火力発電プロセスシミュレーター」を開発している.